Chapter-12
雑誌「The Archives of Dermatology」 2003年7月号 より
試験のストレスでニキビが悪化する
スタンフォード大学において大学生19名(男性7名、女性12名)を被験者として定期試験とニキビの関係に関する調査が行われました。
試験の一ヶ月前、3日前、7日後のニキビの程度とストレスの程度を測定したところ、学生のニキビは試験中に悪化するという結論が得られました。すなわち、ニキビの重傷度の変化とストレスの増加との関係には強い相関関係があり、このことは外部の要因によるストレスによってニキビが影響を受ける事を示しています。
同時に試験中の学生の食習慣についても調査を行いましたが、食事はストレスほどにはニキビに強く影響を与えない事がわかりました。
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