フジテレビジョン「ホンマでっか!?TV」に出演しました。
2011年7月16日 万有引力はあらゆる物体がお互いに引っ張り合っているその力のことです。ニュートンはリンゴが木から落ちるのも地球が太陽の周囲を回るのも同じ万有引力が原因だと気がつきました。それより以前は人間が暮らしている世界と、月や太陽、惑星などが存在する天上の世界の世界は全く別の世界だと考えられていましたので、天体は地上とは全く異なる物理法則に支配されていると考えられていました。 1859年 ダーウィンが進化論を発表 1835年、航海で立ち寄ったガラパゴス諸島でフィンチという鳥の仲間に興味を引かれました。当時、ガラパゴス諸島にはくちばしの形が少しずつ異なる13種のフィンチがいましたが、ダーウィンはこれらの祖先は共通で、少しずつくちばしの違いが生じていったのではないだろうか、と考えたようです。ダーウィンはここで生物は進化すると言うことのヒントを得たと言われています。 1905年 アインシュタインが特殊相対性理論を発表 特殊相対性理論は当時26歳のアインシュタインによって発表されました。特殊相対性理論によれば、光に近い速さで飛ぶ宇宙船の中では時間の進み方が遅くなり、停止している同型の宇宙船と比べると進行方向に長さが縮んでいます。さらには、宇宙船の速度が光速に近づくほど宇宙船の質量が大きくなります。これは光速に近い速度で飛ぶために投入したエネルギーが質量に変わるためです。つまり、エネルギーと質量は同じ物だったのです。 1948年 ガモフがビッグバン宇宙論を提唱 現在の宇宙が膨張しているのなら宇宙は過去には今よりも小さかったことになるはずです。ロシア生まれの物理学者ガモフは1948年、大昔の宇宙は今より高密度で同時に高温であり、そこから宇宙膨張が始まった、とする理論を提唱しました。この高密度で高温な宇宙の大爆発のことをビッグバンと呼びます。 1953年 ワトソンとクリック、DNAの二重らせん構造を発見 1940年代、遺伝子を形成する物質がDNAであることが明らかになってきました。すると今度はDNA自体の構造を明らかにする研究が行われるようになりました。DNAの構造を共同で研究していたワトソンとクリックはX線を使って解析したDNAの画像などを元にDNAの新しい構造モデルを考え出しました。それが二重らせん構造です。 ◇ ◇ ◇ (FeBe! 配信の「ヴォイニッチの科学書」有料版で音声配信並びに、より詳しい配付資料を提供しています。なお、配信開始から一ヶ月を経過しますとバックナンバー扱いとなりますのでご注意下さい。)
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このページはインターネット放送局くりらじが毎週放送している科学情報ネットラジオ番組「ヴォイニッチの科学書」の公式サイトです。放送内容の要旨や補足事項、訂正事項などを掲載しています。
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