2008年3月8日 バイオ燃料の弱点 過労になると脳下垂体細胞が次々と死滅 極度の過労によって、脳下垂体の細胞が次々と死滅していることを、大阪市立大木山博資(ひろし)教授の研究チームがラットによる実験でつかみました。脳下垂体はホルモンを分泌する組織です。生命維持の中心的役割を担っている器官の一つが破壊されていることが立証されたのは初めてのことです。 成体マウスの肝および胃細胞からの多能性幹細胞樹立に成功 京都大学山中伸弥教授、科学技術振興機構、医薬基盤研究所の研究グループは、マウスの肝臓と胃の細胞からiPS細胞を作製することに成功したと発表しました。iPS細胞は皮膚などの細胞にいくつかの遺伝子を導入することによって、さまざまな臓器の細胞に変化する能力を持つ多能性細胞を作り出す技術です。将来、臓器移植にかわる患者本人の細胞を用いた再生医療の実現のための重要な鍵を握っています。
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